自主性を大切にしながら自分で考え、自分で責任を持ち、行動していけるように「子ども主体の教育・保育」を大切にしています。教育・保育の中に「選択性」「習熟度別」「順序性」の活動を取り入れることにより、子どもたち一人ひとりの発達を保障し、個人としての存在を認め、その中で子どもたちが 自分で選択し自己主張をすると同時に自己責任を持つことを覚えていきます。

1. 

   選択性教育・保育
   （心の習熟）

   一斉に同じことをするのではなく、いくつかの選択肢の中から自分で選択し活動する教育・ 保育です。自分の考えをしっかり持ち、他人に伝える力が育まれます。

2. 

   習熟度別教育・保育
   （道具、用具の習熟）

   具体的な遊びの内容を伝え、いくつかの段階を設けて、自分ができる段階を選択し活動します。自分にとって無理のない活動ができる教育・保育です。

3. 

   順序性教育・保育
   （経験、体験）

   好きなことだけではなく、様々な活動をひととおり体験するために、活動の順番を自分で選 択できる教育・保育です。自己主張と責任を持つことを覚えます。

4. 

   異年齢教育・保育

   発達において、年齢よりも個人差によるものが多い3歳児以上のクラスでは、3・4・5歳児の異なった年齢の子どもが一緒に生活をします。その子に合ったことを合ったやり方でできるため、子どもが自発的に行動するようになります。それによって集中力がつき、個性を良い方向に伸ばすことができる教育・保育です。